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コラム

シトラスジャパンの「コーディネーター」について~最新版管理の説明編~

前々回の記事「シトラスジャパンの「コーディネーター」について~概要編~」でもお伝えしましたが、
日本語で作ったコンテンツを英語や他の言語に翻訳する際には、翻訳の質以外にも気をつかうことがたくさんあります。
その一つとして、「原稿の管理」があります。
単純にテキスト量が増えて管理が複雑になる面もありますが、それより難しいのは日本語原稿に入る修正です。
つまり、支給された日本語の完成原稿を元に翻訳し始めた後で追加が入ったり、完成していた箇所が変更されたりすることです。

 完成原稿は変更しないのが理想ですが、現実ではよくあることです。
その理由は様々ですが、例えばオープン前のホテルに関する文章だと、入る予定だった店舗が変わったり、
販売前の製品に関してなら、オプションが変わることや、前面に推す機能が変わることもあります。
完成版への変更の何が大変かと言うと、翻訳している途中で変更が来るため、最新版がどれなのか分かり難くなることです。

 これだけだと、それほど大変に思えないでしょうけれど、続きがあります。
まず、たいてい修正は一回で終わりません。
そしてお客様側で、訳文を承認する人が複数名いることも多々あります。
そのような場合、一つの修正を確認してもらっている間に、古い原稿を元に、別の矛盾した修正指示が来たりすることもあります。
こうなると、どの指示に従い、どれを最新版とするのか混乱を来してしまいます。

それが英語だけでなく、他の言語も加わり多言語制作となると、さらに大変です。
その上、翻訳の後にDTPなどデザインの工程が加わり、言語ごとに異なるDTPオペレーターの手配が必要となると、別立ての管理表が必要です。また、DTPを行う場合、当然原稿だけではなくデザインの修正も同時に来ることになり、最新の各言語テキストと最新のデザインを別々に管理する必要性も出てきます。

コーディネーターの仕事と言うのは、この煩雑なプロセスの中、制作がスムーズにはかどるよう、なるべく分かりやすくまとめた依頼を制作者へ出し、出来上がった制作物の品質をチェックした後、お客様が分かりやすいようにまとめ直し、説明を行うことなのです。
もちろん、コーディネーターに限ったことではないですが、それらすべてにおいて高い品質を維持しながら、締切に間に合わせるように進行管理する必要があります。

 

 次回は、もっと多言語翻訳に関して詳しく見ていきたいと思いますので、お楽しみに!

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